輸血
昨日、血液検査の結果などから輸血の検討を言われていました。
帰宅後夜中の様子を見ていると、本猫の緊張が続いているのか、うつらうつらはしているのに中々寝ない。
夜中にふらふらしながら、動き出し何故かいつもと全く違う所でゆるゆるウンチ。
…鼻腔チューブでの食餌で、ご飯がちゃんと入るようになって、腸をちゃんと通ってきた、と喜ぶべきなのか、お腹ピーピーが治ってない、と泣くべきなのか。
本猫も、お腹の調子が気になって落ち着かないのか、ふらふらあっちへ行ったり、こっちへ来たり。催していてもなぜかトイレには行かない💧
…仕方なく、オムツにしました。
すると、なぜか落ち着いてベッドでウトウト。
オムツして落ち着くなんて、初めてだわ(・_・;
あちこち汚さずに済む、と本猫が思ったのかどうかは分かりませんが…
夜中にオムツ替え3回。
2時間も眠れない間に、朝の流動食の時間。
準備して、30分掛けて食餌。
夜中の汚れ物を洗濯セットして、何だかやってる間に病院にいく時間になって。
実は先日の台風接近以来、私もフルで喘息薬を使っています。呼吸すると、気管支?肺の奥でくっ付いたビニールをバリバリ剥がすような感覚。痛い。
危うく、血中酸素濃度が酸素マスクレベルになったり。
仕事も休みがち。
正直言うと、病院に毎日連れて行くのも結構しんどい。
かーちゃんシンドイ上に、月にも結局栄養は入れてもらえるけど、他のワンニャン、人が多い所で緊張しながら治療、ってのもまともに眠れもせず、どストレスな模様。
…幸いチューブでの食餌は順調に家でも行えてるし、かーちゃんもキツいし、家で時間時間に流動食をあげて、月もゆっくりさせようか…
でも、状態の確認はしなきゃいけないし、先生に相談だな。
先生にお願いしてみた所、家での栄養補給ができるならそれに越した事は無い、とりあえずチェック、って話になりました。
が、昨日言われていたヤツ。
チェックしてみたら、数値がやはりまずい事になっていて、赤血球の再生がこれ以上落ちないうちに輸血した方が、と。
先生の所でも供血ニャンコがいるらしいんだけれど、その子が昨日他の子の治療で提供したばかりで、採血が難しいと。
供血ニャンコでも、調子がよくても1ヶ月に一度くらいらしいんですよ。猫の血液がぐるっと再生するのは三か月掛かるらしいし。
人間の献血もそうだけど。
無理して採血なんかできないよね。
そして、全国的にそうらしいけれど、供血猫を飼育している病院、かかりつけで協力してくれる猫を登録している病院というのは、多くないらしいです。
そこで、昨日ふと出てきた、実家猫の暴れん坊モカ。
適合するなら、すっごく理想的。
体力あるわ、若いから細胞の再生力もある。
慌てて母に電話して、実はこういう状態で!モカの血を貰えないか?
母はあっさり承諾。すぐに検査を適合するか検査笑受けることに。
猫の血液型は7割A型、3割B型、ごく稀にAB型なんだそうで。
人間みたいに血液バンクがある訳でもなく、血液型の研究も進んでいないから、輸血の際には実際に対象ニャンコの血を合わせて、溶血や凝集が起きないか試すしかないんだそうです。
クロス検査というらしい。
適合するかのチェック、モカの健康チェック、体重は6キロまではなくて5.5キロ、血液の状態も血液型もクリア! クロス検査も、取り立てて問題は発生していない、との事。
モカは慣れない病院で、かなりビビってたのでごめんね、だったけど。
数時間掛けて、モカも点滴しながら採血(しかもすごく緊張していたから麻酔使いました、普通供血猫の場合は大人しい子が多いって事で無麻酔だそう。元気猫でも麻酔はちょっと怖い)、その後の経過観察。月もモカから貰った血で、トラブル出ないか経過観察。
ちょっと月に輸血した場所周りに内出血が見られるって、包帯グルグル巻かれ、まるでギブスだけれど。
結局、1日お休みして家でかーちゃんと寝てよう計画どころか、今日も入院になってしまった訳だが。
そんな状態で自宅待機になったかーちゃんですが、何せ昨夜ほぼ寝てないので、限界。
薬を追加して、何かあったら連絡くれることになっていたので携帯のボリューム最大にして、パタリ。
2時間程寝て、起き出して。
夜に月とモカをお迎えに行って。
会計予測していたよりも高くて、睡眠不足の頭にクラクラしました…💧
偶々、モカから提供してもらったから、それだけで済んだけど。他の子からもらったらもっと。
モカに美味しいご飯をお土産に持って行こう。基本的に何でもペロリな子だけど。因みにモカの今の好物は黒缶。
先生からも、モカにこれあげてくださいって回復期用高栄養、高級缶詰をもらいました。
この間、月のために買っていた猫向けハロウィンスペシャルギフトってのを、月がそれどころじゃないのでモカに回して。入ってたオモチャで興奮しまくっていたが…既にボロボロにされたものもあるらしい…
今日は、モカが天使💖に見えた。
実家に先に帰ったモカは、実家の母からお気に入りご飯をもらって既に暴れていた💦
少し元気を分けてもらった月は夜の流動食の時間に、動こうとしてかーちゃんに押さえ込まれつつ流動食。
自発的に給水機の前には立つのだが、一舐めした。続かなかったけど。