月とパタパタ織物、のち時々マニアック

愛猫「月」と、織物を中心に超絶多趣味を繰り広げながらの毎日です。この数年介護日記と化しているので、色々ご注意いただけると…

延命について

このコロナで人が亡くなってる時に、とか言われそうなタイトル。

いや、何だっけ、人口呼吸器が足りなくて、助けられる人を選ぶような話だけれども。

月の医療とかでも、やはり共通するものがあるんじゃ、とか思ってる。

猫か人か、飼い猫か野良か。金持ちか貧乏か、年寄か若いか。

命の価値って?

トリアージ、という面は理解しているつもりだったけど。それが、切られる方の者になると受け取り方はだいぶ変わる。

人間ってやはり利己的だ。自分の愛する者は助けたい。いや、そう思わない人って、人としてどうなんだとか。

それをやらなきゃいけない医療従事者の心の痛みとか。

多分、月の医療に関わってなければ、空想でしかない訳で。

 

血液検査の結果、貧血状態が抗がん剤やってた時よりひどくなっていました。

先日から、腎臓機能が少しずつ落ちてきていた月。

腎性貧血だと思われます。

とりあえず、造血ホルモン剤の投与はしてもらったものの、数日以内に輸血した方がいいとのこと。

 

悩む。

輸血、高い。

そして、月の延命についてちょっと。

 

先日、母と言い合いになり、ムカムカしながら安定剤飲んで寝たのだけれど。

内容としては、月の治療をやめたらどうかって話です。

いや、治療はしてない。これ以上の腎機能改善とかそんな事は目指してない。

あくまでも、できるだけ痛くない苦しくないためにやってるだけ。

これ以上何をやめろと?

流動食飲ませるのも、一番苦しいという餓死はさせたくない、呼吸苦だって自分たちは身を以て知っている。

ただ、それだけでも獣医では保険が効かないから高額になってしまう。

 

今、それらをやめろ、というのは安楽死させるしかなくなるんだが。安楽死もさせないなら目の前で苦しむ姿を見続けるしかない。

安楽死って言っても、毒物を使うので結局のところ、苦しいに決まってる。

いずれ近いうちに逝ってしまうにしても、はいそこまでと目の前で断ち切るのは、正直私にはできない。こんなに頑張ってるのよ。つい最近から自分でお水飲みに行くんだよ。

家族が心配してくれてるのは分かるんだけど。

 

輸血、となると丸々したモカ頼りたいけど…。

ムカムカが思い出される。

本当に2、3日前の会話。

先生は、自分たちが確保してる供血ニャンコも今回は提供できるよ、と言ってくれたけど。

2度目の同じ子からの輸血だと、前回上手くいっても、たまに抗体ができて輸血できない事もあるらしい。

 

供血ニャンコたちって、体調とか整えて他の子にも血をあげるんだよね。

それはそれで、泣きそう。

人間みたいに輸血用ストックとかあったら良いのに…(T_T)

そして、予算も更に掛かるので(重要)。

 

泣く泣く母に電話して、モカの供血頼んだ。

OKしてくれた。

あとは、先生のいうトラブルが起きないよう祈るのみ。