月の右目
ずっと、調子の悪かった右目。
段々と色々出て来て、角膜の傷とか炎症で眼球表面の癒着が出ていました。
しかし、他の体調確保の為、目の為の薬を増やすのも問題があり、優先順位を下げざるを得なかったのです。
で、やはり先週から右目見えてないのでは?と言っていたのですが。明暗とかはまだわかっていたようですが、右側からヒゲを避けるとほとんど反応が無く、これは見えてないなと。
眼球の炎症などは分かっていたんですが、見えなくなるとあっという間に、眼球自体が縮んでいくんですね。
時折瞼をパチパチはしているけれど、左目と比較すると明らかにくぼんでいます。
毎日見ていたかーちゃんは、どんな風になっても可愛いツキツキのんですが。多分、他所から見たら痛々しいんだろうなぁ…
かーちゃんからすると、ゴハンが食べられる胃の容量がどんどん減ってるのが悲しいけれども。
徐々に減ってるので、毎日の食餌量調節が難しく。カロリーは取ってもらいたいし、量は飲めないので、またまたハイカロリーを如何に飲んでもらうか。
以前の流動食だと、少量短時間で補給していたのですが、ハイカロリーな分消化も時間がかかるようで。
失敗して、少しでも多くなり過ぎると、吐いてしまう。
その吐く様子が、ツライ。
まだ、炎症のせいか涙や目やにが出るので定期的にウェットティッシュで拭きます。
この炎症が細菌性とかなら左目も心配なんだけど、今のところそういった様子は見られず。
あとどのくらい、かーちゃんの側に居てくれるかなぁ。
どうした方が幸せだったか、とか問われる事もあるんだけど。
そんな事言われたって、本猫頑張って生きてるのに。
今の月は食欲も廃絶しているから、そりゃ流動食やめて、薬もやめたら数日も持たない。逆に言うと、その数日苦しかったり飢えを感じさせて死ぬまで待つのか。
それくらいなら安楽死を願う方がマシじゃないのか。
そう問われている気がする。
考えた事がない訳無いんですよ。
でも、トイレも行くし、猫草も噛み噛みしに行くし、かーちゃん探してリビングまで来るし。
暑かったらコタツから出てきて、かーちゃんの横でポテッと伸びて寝るし。
車に乗せたら、ここはどこだ?って顔して窓の外を眺めているし。病院行くためのキャリー見せたら、全力抵抗するし。お家帰ってきたら、玄関から自分でベッドまで歩いて行くし。
もう、支えるしかないじゃない。
問われる度に、ムウっと唸る。