月とパタパタ織物、のち時々マニアック

愛猫「月」と、織物を中心に超絶多趣味を繰り広げながらの毎日です。この数年介護日記と化しているので、色々ご注意いただけると…

エコー検査でした。

絶対良くなってる、と思ってたの。

寛解を期待してたのですが。

 

無念、月、寛解ならず!

 

半年の抗がん剤治療を乗り越えて。

一時は寝たきりのまま逝ってしまう事も覚悟した。

 

それが、トイレも自分で行くようになり、部屋の中もうろちょろ、ベランダパトロールもたまに出て。

飲食こそ自発的には無いんだけど、流動食も消化できるようになって、猫草を噛み噛みするようになって。

 

絶対良くなってる、と思ったんだけどね。

いや、最初に発見された最大の腸はほぼ治ったと思って良いと思う。形が全く正常でない、と言われた腎臓も、腎不全の傾向はほとんど見られない。

が、1月入ってからの嘔吐が、どうやら胃に新たな腫瘍が見つかって、そいつが胃の容量を減らしていると思われる、と。

抗がん剤治療中に発生している事から、今までの抗がん剤ではおそらく効果が望めない。

最初に聞いてた。リンパ腫の外科治療は殆どがその子の体力を奪ってしまう、と。

切った部分を縫合しても、細胞が治らない率が高いんだそう。

更に、血液検査の結果も、まだ腫瘍細胞が残ってた。

 

先生たちの意見としては、正直半年の治療を良く乗り越えた、月頑張った!と。

これ以上の治療は月の負担が大きい、日本の認可薬以外を求める事になる。

 

正直、かーちゃんの経済力ではもうこれ以上は無理です。

しかも効果が望めないのに、抗がん剤の色々を更に頑張らせるのか?

 

頭の中はまだゴチャゴチャですが、今後対症療法に切り替える事にしました。

痛い、苦しいができるだけ無いように。

またまたターミナルケアの始まりです。

 

努力は必ずしも報われないし、世界の現実は辛い。

そんな事は、この数年の親族介護を見ていてもわかっているはずだったんだけどねぇ。

 

という訳で、本日月はそこそこ寛いで、自分の居場所と決めたらしい月の館で寝ています。

が、かーちゃんがもう、ベッコベコに凹んでます。

復活にまた時間かかりそうです…