ウークイの風景
「お送り」と書いてウークイ。
少々くぐもった発音で言ってみたら、意外と現代日本語に近いでしょd( ̄  ̄)。
お盆3日目。
夜になるとご先祖様を門の所でお見送りします。
その時、送り火でウチカビを燃やします。
ご先祖様にお土産を持たせる意味。
紙銭とか打紙とか書きますが、民俗学的には中国大陸南部方面の習俗に近い模様。
冥土のお金だそうです。
沖縄の旧盆で見られるちょっと変わった風習、あの世で使うお金「ウチカビ」 |沖縄CLIP
多分細かい作法は村々によって少しづつ違うと思います。本島と宮古、八重山地域では其々異なるはず。
これが終了すると、概ねご先祖様に顔見せする為に親族一同集まっているので、夜は宴。
今でこそオードブルとか注文料理とかあるけど、各家庭で全部作るお家も有るので、行事の時の女性の労働は半端じゃない。
この真夏に煮物揚げ物、暑い熱い台所に缶詰とか。親族一同分、下手すると部落(集落という意味ですよ。それ以上でもそれ以下でもないのでご心配なく)の人たちが時候の挨拶に立ち寄ったり、3、40人前(もしかするともっと)の料理。
ウヘー。
これが原因で離婚にもなるって大問題だったりします(ー ー;)。
ウチは楽だけど。何にも無いから。
料理作ってる家に挨拶に行って、食べてくるだけの人たち。
実家から帰ってくる時、やはり門の所で送り火焚いてる人たちを何度か見かけて。
お盆の風景だなぁ…と思っていたんだけれど。
途中で、ワンコのお散歩させてる人とすれ違いました。
小さいコと中型くらいのリードを持ったおじさんの前をトコトコ歩く二頭。
ん?
何だか違和感。
よく見ると、一番前を先導していた小さいコ。
ニャンコだ⁉︎!(◎_◎;)
うわー、ワンコと一緒にお散歩するニャンコ。しかも一番前で、ちゃんと道の端をテッテク。
かーわいい〜〜💕
良いな〜〜