月とパタパタ織物、のち時々マニアック

愛猫「月」と、織物を中心に超絶多趣味を繰り広げながらの毎日です。この数年介護日記と化しているので、色々ご注意いただけると…

断捨離に違和感

断捨離、という言葉が定着して既にだいぶ経っていますが、私未だにこの言葉に納得ができない。

だって私、仏教徒じゃないもーん。

聞けば、3つの修行から来ている言葉なのだそうで。

 

母方の祖母がバプテスト系クリスチャンだった事もあり、母方一族はクリスチャン。3歳までそこで預けられて育ったので、正に三つ子の魂百までで脳みそはクリスチャンです。

 

だからと言って、日本文化の中でというか沖縄文化の中で育ってもいるので、ヨーロッパ生活みたいなわけでもない。

日本の「勿体無い」とかの教育も受けてるし。

 

いわば、異文化の中の異文化で育ったような感じ。

敵を知っても己を知らん阿呆になりたくないので、色々調べるわけです。

 

そんな事はさておき、「断捨離」。

要らないものを買わないのは納得できる。モノに無意味に執着しないようにというのも納得できるけど、捨てるという行動が納得できない訳です。

捨てるというこの字。修行とかなら「喜捨」とかから来ているはずなんだよね。

ゴミ捨て場に置く事ではないはず。

日本が豊かになってモノがあるから、捨てるという行動に出るんだろうけど…(ー ー;)

欲しい人にしたら良いものかも知れないんだから世の中に回せば良いのに。

 

何の為のリサイクル活動なの、と思うんだよね。

あと、日本って歴史のある国にしては、アンティークを大事にする気風が余り無いように思う。

変なとこアメリカナイズされてるというか。

作ったものを片っ端から捨てないと保たないような脆弱な経済体制だという人もいる訳だけど。

日本だけじゃなく、世の中には100年以上使われる製品を作っていても成り立っている会社はある訳だし。そういうとこを真似しないといかんのじゃないの?

そういう所を守ってから、日本クオリティとか誇れるんじゃないの?

 

先日聞いた話で、奥さん亡くした旦那さんが奥さんの着物ダンス誰も子供たち引き取らないからゴミ処分業者さんに中身ごと頼んだって。

うーん(ー ー;)。

和タンスはモノによってはアンティークになるし(家具屋のリサイクル販売でも売れる、ダメなのはダメだけど)、中身ごと…💧

その中身、私が色々材料にするからちょうだい。

利用法がわからないなら、誰かに相談するとかしないのか…?相談した人が捨てろと言うのか?

布なら最悪雑巾になるのにな〜

雑巾溜めこめとは言わないけどね。