保護猫
既に何度か書きましたがうちの子は元々保護猫です。
それでもおそらく周囲の方々からゴハンをもらったりしていたのでしょう、さほど酷い状態ではありませんでした。
でもね、やはり保護してお医者さんに連れて行って分かったこと。
猫白血病(FeLV)に感染していました。
めっちゃ調べたよ!
だってミア様生後ほぼ1ヶ月でうちに来て、ちゃんとメディカルチェック受けて、予防接種もして、ずっと健康だったから縁がなかったんだもの!ホイホイ夜歩きもしてたけど、心配してなかったよ!
で。
猫白血病、名前だけは知ってた。予防接種とかさせるから当然。でも詳しい症状とか感染率とか、死亡率とか知らない訳ですよ。
ここでもちょっとマニアックな部分なんだけど、自分が虚弱体質なので医療関係の知識が人より少し有るんですね。
感染と発症とは違うはずとか、治癒率とか、頭の中をグルグルと。
猫の感染症で、有名なのは猫エイズなんだけど未だに人間のAIDSと同じウイルスだと思う方がいるらしい…呼び名が良くないのか、知識が無いのが悪いのか。
猫エイズの場合は発症した時の症状が、その頃いわゆるAIDSに似ている事から名付けられました。でも
感染しても発症する子は1/5だそうです。しかもそのウイルス単体で亡くなることはない。殆どが別の感染症を合併して起こしやすくなる事から亡くなるそうです。
猫白血病も同じ。感染しただけでは概ね問題は無い。他の猫と余り接触させられないくらいかな。
感染率もオス同士の激しい喧嘩でもしない限り高くはない。子猫の場合、陰転と言って一度感染していても感染状態から脱する事も有るんだそーです。
発症しない限り問題無いなら、何が怖いか?
先程も書いたけれど合併症を起こしやすい。ガンの発生率も健康なニャンコの何倍にもなる。
そしてもしも母子感染だったとしたら、この子はおそらく10歳まで生きない。
そりゃ〜もう「うちの子になっちゃえ!」と言うのには覚悟が要るわけですよ。
この子を最期まで見るぞって。
でもさ、考えたらどうしたって人間の方が長生きなんだもの。見送る覚悟は要るよ。健康な子だって最期までみる覚悟で一緒に居なきゃいけないよね。
って考えたら、もうかーちゃんで良いじゃん。
改めて、健康で長生きしてくれてる、実家のミア様は本当に良い子。
という訳なので、発症させないように結構かーちゃんなりに気遣って育てて来ました。お陰様で、ちょっと落ち着けよという事も有るくらい元気です。
が、誤算はあるもので、割と飼主に依存しない派のミア様と比較すると、とんでもない甘えん坊が出来上がりまして…(ー ー;)
かーちゃんがキッチンに立っては文句を言いに来て、かーちゃんのトイレまで出待ち。
うん(。-_-。)かーちゃんが心配性なのが悪かったね(反省)。
顔は凛々しいのにね、ツキツキ。
名前が悪かったのか、ツキのくせに落ちつきが無いとか、ばーちゃんにも言われホーダイ。
そう言いつつ、最近分離不安症?って心配しているかーちゃんです。
やっぱり一人ぼっちはさ、と2匹と暮らしている友人もいる。
空前の猫ブームらしいですが、猫好きの皆様是非に、きちんと覚悟を決めて、できたら新しい子を迎えようと思っていらっしゃる方はペットショップにいる子も可愛いけど、保護団体を一度お訪ねください。待っている猫ちゃんがいるかも知れません。
(説教臭かったらゴメンよ)
http://www.aniwel-pref.okinawa
http://www.pet-home.jp/okinawa/
もちろんワンコも‼︎