やっと
1作目に取り掛かります。
先ず、私が使っている卓上織り機はオリビエ・アルテア。
クローズドリードと呼ばれるタイプのものになります。
卓上織り機でも布を織るという道具の為、なんだかんだ大型なのですが、アルテアの特徴は約半分に「折りたためる」ということ。
沖縄では見つけられなくて通信講座にしたんだけれど、本土のようにお教室がある場合織り機を持って歩く事になる。その点では便利だと思います。
もちろん、デメリットもあるんだけど、それは今の私のレベルでは問題にならないので何かの機会に。
このタイプの織り機では「おさ」「ソウコウ」が合体した作りとなっています。
ソウコウっていうのは、織物の経糸(タテイト)を分けて上下させるモノ。
オサっていうのが織物の幅を揃える機能と緯糸(ヨコイト)を打ち込む機能を持つモノ。
おそらく織り、と言ってみんながイメージするパッタンパッタンしてるのがオサ。
漢字熟語の「経緯」って実は織物から来ている。
地球儀の経度、緯度というのもその派生。
コソッとウンチク語ってみたり(*^^*)
で、誰が考えたのか?スゴイですね〜〜!
このオサとソウコウを合体させた機能を持っているのをオサソウコウと呼んでいます。ヘドルとか、リードとかも呼びます。
卓上織り機で使うオサソウコウは1センチの間に1〜5本の種類が販売されていて、3本のタイプが標準で付いています。
こんなの。
縦長のスキマをスリット(まんま)、ポツっと開いた穴をホール(コレまたまんま)と呼びます。
このヘドルを上下させると、スリットを通っている糸は動かないけど、ホールを通っている糸は上下に動く事になります。
結果、ヘドルを上げた時と下げた時は糸の交差が逆になるんですね〜。
そして、その上げた時緯糸(ヨコイト)を通し、下げた時緯糸を通すと、縦を交互に緯糸が通るようにできる、という仕掛けです。
このヘドルはオサの役目も有るので、緯糸を通してパッタンパッタン、緯糸を通してパッタンパッタンを繰り返すと布が織れる訳です。
考えた人天才!と思う。
本日、ここまで!